-
今回の講義を受けて、精神障害によって14年も入院した人の事例を聞いてとても驚いた。もし自分が14年も入院するとなったら耐えられないと思う。実際に経験した人も言っていたように、プライバシーもなければ毎日監禁されているような気持ちになりそう。最悪の場合、自分だったら死にたいとまで思ってしまいそう。また、日本は精神病床数が他国と比べて圧倒的に多いが、平均在院日数がとても長いことに驚いた。これだけ入院しても薬だけの治療だったり十分な支援が与えられなかったり、日本にはそのような課題が多くあることに気づいた。誰もが安心してストレス溜めずに入院できるように、様々な対策や治療方法を考えなければいけないと思った。
- 障害のある人がどのような生活をしたいのか、精神病床から見る課題など興味の出るような話が多かった
- 今回の授業を受けて思ったことは、動画の彼女のインタビューをみて海外からの帰国によって昼夜逆転の生活を送ってしまったなどのことを聞いて、環境の変化というのは、体に悪影響を及ぼすんだなと思いました。また平均在院日数の所を見て、アジアの国の日数が圧倒的に多いのは、その国の社会生活と関係があるのではないかと疑問に持ちました。
- 精神障害で14年間、入院していた女性の動画が印象深いです。やらされていたという言葉がその入院生活の辛さを物語っているように思えました。入院という名の拘束をされて無理やり覚えさせられることは患者にとってとても苦しいことなのではないかと感じました。
- 高次脳機能障害とは、脳卒中などの病気や交通事故などで脳の一部を損傷したために、思考・記憶・行為・言語・注意などの脳機能の一部に障害が起きた状態をいう。 外見からは分かりにくい障害であるために、周りの人から十分に理解を得ることが難しく誤解されてしまうことがあることがわかった。
- 様々な福祉が充実してきている現代でも未だに差別や偏見があるのは当事者の経験を聞いたり、関わだたりする経験が少ないことが原因だと知り、講演会などを増やしていくべきだと思った。
- 障害があることでマイナスなイメージを持つ方がほとんどですが、動画を見て、特別ではなくみんなが同じように持つ個性だと考えて、できることを伸ばしていく、できることで楽しんでいる、できることで働き生きがいを見つけているという考え方を大切にしていきたいと考えました。自立することを支援するために地域や私たち個人ができることをしていきたいと改めて考えたいと思いました。
- 最初の動画では、統合失調症の患者の入院生活について知ることが出来た。その中で社会に出ても苦にならないように、金銭管理や服のたたみ方等の日常生活のスキルを身に着けるソーシャルスキルトレーニングを行うのだと分かった。また、精神障害を発症してしまう原因には、環境の変化によって周囲と馴染めなくなることがあると感じた。
-
聴覚障害者にとって、電車の乗り換え時にダイヤ通りだったらスムーズに出来るようになってきたが、遅延や何かあった時には、放送アナウンスはかかるが、表示はされないため、音声情報のみだけではなく、視覚情報も必須だと感じた。この公共交通機関だけではなく、他にも様々な壁があると思うが、障害のある人にしか分からない壁が多いため、理解がまだ進んでいなく、もっと障がい者に対しての知る機会など社会で増やしていけるといいと思った。
- 障害者福祉領域の地域福祉の課題は障害福祉領域は、高齢者や児童と異なり、家族や身の回りでかかわった経験のある人が多いわけではなく、想像しづらいため未だに、偏見や差別があり、理解が進んでいない面もある。
- 日本の精神病棟数が他国と比べて多いのは良い事だが、平均在院日数が他国より圧倒的に多いことを考えるとあまりよくない現状であると学んだ。先生が久喜市をよりよくしてくれようと頑張っていることが知れた。
-
今日の講義で最も印象に残った事は、日本の精神病棟の病床が医療大国である世界各国と比べても多かったこと。日本の精神医療は凄いななんて思っていたら、その後に入院してから退院するまでの日数が世界各国と比べて、日本が大幅に長いことを知った。物凄い日数の差であったし、日本の精神医療の深刻さについて初めて触れたような気がした。今でも障害領域の社会福祉的課題は問題視されていることがある。差別や偏見を無くしたり、リハビリやサービスの不足など今後も障害の人々への配慮の問題を解決していく必要があると考えた。
-
私は障害者と聞いたら発達障害者や知的障害者を想像してしまうが、障害分野は他にも身体障害や精神障害など幅広く展開されていて、障害という言葉ひとくくりで特定のことが出来ないと偏見をもつことは障害者が積極的にコミュニティに参加していける社会をつくることにおいて失くしていかないといけない考えと感じた。また、今回の動画を見て、障害を持っているから何も出来ない、誰かを頼らないと生きてけないなんてことはなくて、障害の有無関係なしにそのひとが望む生き方ができるサポートサービスが必要と感じた。発達障害や知的障害者となるとコミュニケーションを取るのが難しいため、相手の意思が分からず、想像や考えの押しつけで介護をしてしまうことが多くなってしまうと思うので、こういった点も意識し、今後の実習にも活かしていきたい。
- 精神障害を患っている人は幻覚・幻聴・疲れやすさにより、仕事や生活が大変だと思った。動画を見ると、聴覚障害がある人は目や振動で周囲の情報を得ているが、文字が表示されず音が頼りとなる場面も多く存在していて、社会の理解が足りていないと思った。障害がある人が「基幹相談支援センター」や「委託相談支援」を通し、自立していくことができる環境をつくっていく必要があると思う。
-
今日の授業では障害のある人の生活について学んだ。今までの授業では障害のある人の就労状況や学習支援などを学んできたが、日常生活に目を向けることはすくなかったと感じた。今回の授業では視覚障害のある人と聴覚障害のある人の何気ない日常を垣間見ることで新しく見知りすることもあった。そのひとつが聴覚障害のある人の目覚まし時計である。音で知らせる目覚まし時計しか知らなかったが、それは聴覚障害のある人にとっては利用しずらいものであるということに今まで気づけなかった。また、光と振動で起こす目覚まし時計を初めて知った。他にも電車のアナウンスが聞き取れず降りたい駅で降りられないという問題を知った。それに対し、電車の到着時間を調べてアラームをかけるという工夫をしていることに感心した。上記の問題の他にも私たちが何不自由なく生活している日常に、不自由を感じている人がいて、その人たちなりの工夫や気づいた人による技術で日常が流れていることを知った。
-
統合失調症で14年入院していた患者さんの映像を見て、介助をしてもらわないと生活できず自分のことを自分でできない辛さや、周りに頼ることが出来ないことでストレスや不安がたくさんあったのではないかと思いました。世間にはまだ統合失調症の障がいがどのようなのかや、障害自体が想像しずらいことから理解できない人も多いと思います。また、人との関わりは大きな力をくれると感じました。1人で抱え込むのではなく一緒に寄り添ってくれる人が1人でもいるだけでその人にとって大きな支えになると思いました。
- 介護が大変で、施設にお願いして預けることが出来ても、施設で決められたことをただ行う日々に飽きてしまう障害者型の立場になった時、私はなにをしたいのか、それすらもわからなくなってしまいそうで、怖く感じました。
-
障害者に対する地域福祉でのアプローチについて学び、精神病を経験した人の生活上の問題を知り、病気により日常的な活動や参加ができずに生きづらさを感じていることがわかりました。また、世間の精神障害者への理解が少なくそれにより差別や偏見もあり、生きづらい社会であることがわかりました。そして、そうした障害者へのサービスとして、県や市町村では、共生社会づくりや社会参加の推進、相談支援など他にも様々な取り組みがあり支援が充実していることがわかりました。これらを通して、現在行われているサービスの他にも障害者が気軽に地域に参加できるように地域の人々が障害者に対する理解を深め、彼らを受け入れ、そして交流を増やし支えることが重用だと考えました。それにより、生きやすい社会へと変わると感じました。
- 今回の授業で、地域には地域ケア会議、児童には要保護児童対策地域協議会、障害には自立支援協議会があることを学んだ。また、施設や制度で支援をしている形でも、実際は、障害というだけで、自由を奪われている状況があることを動画を見て実感した。
-
日本の精神病棟が他国と比べて圧倒的に多い点を言い換えれば、精神障害(主に疾患)を患う可能性が高い社会や環境であると捉えられるだろう。知的障害は生まれたときに持っている特性であるが、ほかの精神疾患は、生まれたときに持っているわけではない。患う原因としては、その人の遺伝(性格など)や環境(生活・社会)の中でのストレスといったものが複合して障害に現れることが多い(主にうつ病)。患ってしまうと、日常生活を人並程度にも送られない状態になることの方がよく、長期的に治療(服薬や認知行動療法など)を続けなければ、よくなることはあまりないため、年単位を治療に費やす人もいる。そのため、友人や家族といった人を中心として治療に臨める環境づくりやケアが必要とされる。
チョークを生産している日本化学工業株式会社の話は聞いたことがあり、ニュースで特集を見た覚えもある。障害者雇用を進めていることにより、障害者は就労することが可能という事実を世に伝えることができ、排除されず包摂されている状態あるのではないかと感じる。しかし、コロナ禍によりチョーク生産をしている会社で障害者への給料が十分に支払うことができない状態に陥っている、というニュースを見たことがあり、正社員より冷遇されていた印象を抱いた。
企業には、障害者雇用を進める義務があるということを知らなかった。表に出ていない裏方に徹している人が多いことにより、そう認識せざるを得ないのでは、と考える。私がアルバイトをしているヤオコーでも障害者雇用をしていて、別の部門ではあるが一緒に働いている。
障害者雇用についてもまだまだ不十分であるため、市や企業などがどれだけ連携して包摂社会を作れるのか考えていこうと思う。
- 精神障害のある人の入院期間が長いこと、そして病床数が多いことは知っていたけど14年も一時退院することなく入院していたことに衝撃を受けました。医療のためにも入院することは必要だと思うが、長く入院することによって自分が1人で生活していたことのイメージがしづらくなり、社会復帰や生活を送ることが難しくなっていくのではないかと今回のビデオを見て考えました。
また、聴覚・視覚障害者のビデオを見てバリアフリーなど生活がしやすいように社会が変化していると感じていたけど、まだまだ不便な部分があるなと感じました。
- 日本の精神病床数が他の国より多いのは何故かを考えてみたところ、地域での精神障害の方の受け入れが少ないため、寛解しないと退院できないという現状があるのではないかと思った。精神障害の方に対する地域での助け合い、働く場の提供、生活するうえでのサービス利用などが少ないのではないか。
- ダウン症の方の場合、見た目でわかりやすいということもあってか私の実家近くの地域内では助け合いや交流などが多くあった。働く場においても障害者雇用などで働くことができる。利用できるサービスも多くあるし周りの人も利用できるサービスがあることを知っている。
しかし精神障害者の方の場合、地域の中で理解があまりなかったり、精神状態が優れず欠勤してしまうという懸念がされ採用されなかったりクビになってしまったり、受けられる生活支援サービスがあるということを知らない人もいるのではないかと思う。
そのため、寛解しなくても地域で暮らせるよう地域内の助け合いやサービスの拡充が今よりもっと必要である。服薬の確認や病院の付き合いにとどまらず、一緒に買い物に行ったり、ご飯を作ったりなど、生活を送るにあたって必要不可欠のことを困らずに行っていけるような支援サービスが必要であると感じた。
-
今回の授業では視覚障害、聴覚障害、精神障害をもつ人の生活の現状や課題について学んだ。公的機関や民間の組織が支援活動をしているにも関わらず課題が多く残っているのは世間の社会的弱者に対する理解がされていないからだと考えた。私自身も大学で社会福祉について勉強し始めてから理解したことがたくさんあった。社会を大きく変えるためには福祉の現状を理解してもらい、どのような支援策に力を入れるべきかを議論し、その都度実践していくことが必要だと考えた。
- 障害だけを医療措置などで解決しようとするのではなく、周りには生活課題もたくさん生じていて、それについて背景や因子から紐解いて解決しようとすることが大切だと学びました。その際に、出来ないことを出来るようにするのみならず、出来ることにも焦点を置いて、活用することが重要だと考えます。
- 今日の社会福祉において、援助者側から支援・アプローチすることをアウトリーチと呼ばれ、重要視されている。これは、日本の申請主義によって支援が必要であるが、本人が申請することが難しい状態にある人たちに援助が届いていない現状を改善することができる1つの方法だということがわかった。
また、統合失調症の患者の実態を今回の動画を通して知ることが出来た。彼女が長期入院を余儀なくされた原因として、ICFの視点において環境因子と個人因子が複雑に絡んでいることがか分かった。特に統合失調症という精神障害の存在が周囲に知られず、適切な医療を受ける環境や適切な相談先を見つけることが遅れたこと、服薬の徹底をしなかったことが大まかな理由として挙げられるのではないかと思った。
- 今日の講義は、障害のある人のライフサイクルとICFの視点から見えてくる課題とそれらに対応するために存在する、地域における4つの主体について学んだ。
14年間精神科病院に入院をしていた女性の動画を観て、印象に残ったことある。それは、働く理由についてである。私は、働く理由について生きていくためと考えていた。しかし、動画の女性の働く理由は「社会貢献」であった。これについて少し考えてみると、大人になると社会に貢献することが求められるなか、長い間病院にいたことにより、「自分は社会に貢献できていない」と考えていたのではないか。それにより、「働く理由=社会貢献」になっているように思う。入院生活という社会と切り離された人は、私たちのように社会で生きている人とは違い、社会を特別視してしているのかもしれない。実現は難しいかもしれないが、入院中でも社会と関わりを持てる環境づくりが必要ではないかと思う。社会貢献という目標を持ちながら生き生きしている姿を見て、精神障害を持っていても楽しく生活できることを教えられた。
自立生活センターというものを初めて知った。障害者の人は「健常者」の介助が必要だと思っていたが、障害者同士で助け合うこともできると知った。
-
日本が他国と比べて病床数が多いのは、精神障害者が社会に溶け込めてないのが理由の一つだと考えられるが、社会がまだ精神障害者に対して理解を示せていないことも考えられる。聴覚障害者の動画で、駅に着く時間にアラームをかけ、到着がわかる工夫をしていたが他国では時間通りに電車が到着しないため、日本でしかできないことだと思った。しかし、日本でも時間通りに到着しない場合があり、アナウンスも音声なため、聴覚障害者に知らせることはかなり難しいと感じた。障害者にとって暮らしやすい社会を作るための課題は多くあると感じた。
- 障害領域の社会福祉課題と地域福祉について、現代の日本では点字ブロックやスロープなどのものがイメージできた。知識が少ない私でさえ幾つか解決策を思いつけたので、障害領域の課題は私が思ってた以上に根付いているのではないかと感じた
-
立正の先輩で障害者の方とパンを作っているという動画を見て自分が住んでいる地域でもパンを作って売るために障害者の人たちと職員の人が外に出て呼び込みをしているのを見かけたことがあります。今考えると意外と身近にもあったんだと考えました。自分の母は社協で働いているのですが、そこにあるプールで働く職員にも障害者雇用として知的障害者の方が最近入ってきた話を聞きました。これからより色々な場所でも障害者が活躍していく社会になるため、支援していけるよう頑張って勉強したいと感じました。
- 今回の授業では障害者福祉について学びました。障害者はできないことに注目されがちだができることや強みに着目してその強みを活かせる職場などを提供できることが重要だと考えた。もっと障害者についての理解が深まっていくことも必要だと考えた。
- 色々な組織が社会福祉のあらゆる問題を解決するために協力して福祉サービスを提供しているのだと学んだ。また、利益を求めず、困っている人を助けるために非営利団体にどんな種類があるのかが気になった。
- 視覚障害や聴覚障害の人のビデオを見て、電車の遅延のお知らせが放送でしかされないことは、聴覚障害の人からしたら大変ということを少し考えたらわかるはずなのに、今まで気づいていなかった自分に驚いた。この他にも私が当たり前に生活してきた日常に生きづらさがたくさんあるのかもと考えるきっかけになった。
また、世の中の人はバリアフリーなどと効くと平等を思い浮かべがちで、公正にしようとすると反対意見も上がったりするけど、まずその認識が間違っていることだなと思った。
- 本日の授業で日本と海外の病棟での平均入院日数にあれほどの差が生じているということにあらためて驚きました。また、統合失調症により、14年間入院していた女性の動画で3回主治医が変わり3人目の主治医で退院できたとおっしゃっていましたが、初めから3人目の人が担当していればもう少し早く退院することができたのかなと考えてしまいました。
- 精神病床数が日本はこんなに多いんだと感じた。かなり、生活環境というものが病気などの発症にも繋がっているものだと感じた。
- 14年間も入院していて、毎日泣いていたという話を聞いて、とても辛い思いをしたんだなと思いました。今ではパートナーの人と支え合いながら幸せに生活出来ていることはすごくいいことだと思いました。このような人が悲しくならないように何か出来ることを探しながら、しっかり勉強して行きたいと思います。
- 統合失調症の方の事例について、さまざまな視点から問題を捉え、その治療には薬や医療の療法だけでなく人との関わりも治療するために必要であるということがわかった。地域との関わりや家族、親戚など身近な人との関わりをもつことの大切さを感じた。
-
今回精神障害がある人の暮らしについてやり、動画に出てきた方は14年間もずっと入院し続けていたという話を聞き、14年という年月はとても長いし、その間毎日泣いていたということも言っており、ただでさえ精神障害で毎日が不安で大変だったと思うのに、毎日同じ場所で同じような日々を過ごすのはとても辛いことだなと感じました。また精神障害から回復するのは難しいことでありその分入院期間も長くなってしまうのは当たり前なのかなと感じていたが、フランスやベルギーなどは5日から10日で退院出来るということを知り驚いたと同時に、日本は平均285日入院をするということに、何故こんなにも他の国と日数が違うのか気になりました。
-
地域福祉論の授業を終えて思ったことは、日本の精神病棟数が他国と比べて多いことは精神障害の方の受け入れ態勢が確立していて良いことだと勝手に考えていたが、実際は良くないことだということを知った。日本の精神病棟の問題が気になったので調べてみたところ、諸外国の比較しても日本が圧倒的に多く、日本の次に多かったベルギーでさえ2004年以降から大きく減少することができている。これらから日本の精神病棟が多いのは治療の他にも社会との隔離のための入院として利用されているからであることが分かった。『インディペンデント・リビング』では最初は退院したいという声が多く出ていたが、隔離されることによって今の隔離された生活以外考えられなくなってしまい、退院したいという望みを捨ててしまうのである。もっと精神障害のある人の退院や社会参加に対するサポートを率先して行うべきだと思った。
- 障害がある人にとっての社会の環境(空間や音声情報など)は、障害がない人と比べて生活がしづらいので、地域や、周りの人が理解をしてサポートしていくことが必要だと思った。まだまだ完全な平等な世の中ではないけれど、平等になるよう取り組みに力をいれている地域があることを知り、その意見が広まり色々な所で実習されて行くように頑張ろう思いました
- 今回の講義では障害者について学んだ。障害と一言に言っても、精神的な目には見えにくい障害など周りから見えにくく、理解されにくいものもある。
日本では精神病床数が他国に比べ多く、入院日数も2倍以上となっている。これらの数値が他国に比べ高いのは「医療保護入院」という制度が原因の一つであると私は考える。この入院制度では本人の同意がなくても、強制入院させることができる。また、入院時は家族の同意が必要だが、入院後は精神保健指定医の判断のみとなる。そのため、本人や家族が望んでいなくても長期間の入院生活になり得ることが度々ある。入院時は第三者との面会を謝絶されたり、行動を制限されるため、患者は自由を失い、患者の意思を反映させることは難しい。この制度が精神障害者の自由を奪い、入院の長期化、増加を促進させているのではないかと私は考えた。
また、障害者の生活は健常者から見たら困難なものに見えるが、当事者たちにとっては当たり前なので、本人がニーズを見つけることは難しい。そのため、ソーシャルワーカーなどがニーズを見つける手助け「したり、声を上げている人にしっかり耳を傾けていくことが障害者も暮らしやすい社会にするために大切だと思った。
日本はサービを受けるために申請が必要不可欠である社会であるが、それによって障害者がサービスを受けるのが困難になってしまう可能性が大いにある。そのため、サービスを本当に必要とする人に行き届いていない場合もある。障害者がより快適な暮らしをするにはサービスの申請方法について改めて考える必要があると私は考えた。
-
今回の講義を通して、14年の入院、統合失調症になった方の動画を踏まえ、入院前海外に暮らしていたとおっしゃっていた。海外とはライフスタイルが日本とは異なるので生活環境になれず昼夜逆転してしまったりと生活習慣が整っていなかったと思う。なぜ、14年間も入院生活を送らなければならなかったのか、入院生活の中で、社会生活スキルが身についておらず逆にそれもストレスになってしまうのだと思う。できるできるとアプローチするのではなく強制的にやらせることも時には必要なことであると私も思った。
また精神病床数が日本は他の国に比べたら多いが平均在院日数はどこの国よりも高い。病床数が多いからいいのではなく、なぜそんな日数が数字として現れてしまうのか今後考えていく必要がある。
- 平等と公正の違いを見て、最近男女平等などをよく聞くが、平等と言うのは必ずしもみんなができるようになることではないということを知れた
-
障害を持った人が社会に参加するには壁や困難が多く存在する。例えば、障害による影響で1人での外出が危険だったり、障害に対する理解が進んでない地域があったり色々な要因がある。しかし、点字ブロックがあれば目が見えない人でも外出が可能になったり、動画にでてきた工場のように障害をもっていても、使いやすく分かりやすい道具のデザインを使うなど工夫をすることで、障害を持った人が社会に参加しやすい環境を作ることが大切だ。また障害を持った人達は「出来ないこと」を重点的に注目される事が多いが、彼らの強みや「出来ること」に注目する事で、最大限の力を引き出せることを学んだ。
-
統合失調症の詳しい症状を初めて聞き、日常生活を送ることが難しく、服を畳むや物をしまうなどの基本的な動作から矯正していくことを知った。繰り返しの入退院や14年間の長い入院は厳しいものだったと思う。海外との日本とのギャップや価値観の違い、それを相談できる相手、友人などがいないことなどが統合失調症を助長する原因だと考える。地域のコミュニティや地域にどんな支援、相談場所があるのかを知ることが必要だと感じた。
- 今回の講義で障害領域の社会福祉問題を学んで、一年生の時やネット、ニュースで様々な問題があることは知っていたが、大まかな部分しか知らなかったので詳しいところまで知れて今後の学びに生かしていきたい。
また、地元の障害領域の社会福祉問題への取り組みが気になり、調べてみました。
障害者支援では、「日常生活の支援」「就労支援」「自動車に関する支援」「教育の支援」があり、サービスの仕組みとして、「自立支援給付」「地域生活支援事業」「障害児通所支援」「障害児相談支援」がある。このような支援やサービスががあることを知らなかったので、もっと学び理解を深めていきたいです。
- 日本は精神病床数が他国に比べて多いことがわかった。また、日本の精神病患者の平均在院日数も他国に比べて圧倒的に多いことがわかった。このことから日本は精神病患者が多く、さらに重い症状がある人が多い国なのではないかと考える。
- 今回は、障害領域の社会福祉課題と地域社会について勉強しました。日本は精神病床数が多いことは知っていたけれど、実際の数字をみてとても驚きました。また、埼玉県で行われている課題解決に向けての取り組みも学びました。
-
視覚障害の方は、目に見えて支援が必要であることがわかる。その一方で、聴覚障害の方は、目に見えて支援が必要であることがわからない。例えば、今回視聴した視覚・聴覚障害それぞれの方の動画では、視覚障害の方へは点字ブロックの設置や音声による情報提供が行われていたが、聴覚障害の方への文字による情報提供をするなどの配慮が不足しているのではないかと感じた。このことから,障害をもつ人の特性に応じた支援やサービスを提供する必要と考える。また、環境を適切に整備して行く必要がある。
-
障害領域の社会福祉課題に取り組む、政府自治体・コミュニティ・非営利ボランタリー組織・市場のそれぞれで多くのサービスを提供していることが分かった。特に、市場(営利企業)における日本理科学工業株式会社の場合、社員のうち約7割以上が障害のあるかたが働いている。つまり、企業努力次第で障害を持つ人も障害を持たない人と一緒に仕事ができるのだ。このような取り組みを企業が率先して行うことで、障害者差別の解消につながると考える。
- 障害者領域に関する授業を聞いて、社会的な日常生活で困難を抱えてる人に対して地域で多くの援助している事が分かりました。
- 児童相談所とは虐待やDV(ドメスティック・バイオレンス)に関する相談などを主な業務内容としている為、障害に関する相談は業務として行っているとは思っていませんでしたが、今回の授業で、18歳未満の障害の子供の判定も、児童相談所が行う業務であることが分かり、児童相談所は、幅広い児童、家庭の相談に乗っていることが分かりました。
-
私は精神障害について現時点であまり詳しい理解はしていませんが、今回の授業で日本は精神障害が他国より多く、私のこれまでの人生の中で、私の身近にも、うつ病という精神障害の人が多くいた為、私にとって身近なことで、私自身精神障害(うつ病)になりかけたこともあるので、精神障害とは何が原因で精神障害になり、精神障害になった時の対応について知るべきだと感じました。私自身の今後の人生で、もし精神障害になったかもしれないと思ったときに、取るべき対応や解決方法を大学生の内に知っておくことで安心すると感じました。
-
なるほど視覚障害の方への配慮は(私の主観的には)進んでいるが,聴覚障害の方への配慮は進んでいないのか。そして,進んでいないことを我々は目視できないような状況にあるのか。これは由々しき問題である。どれか一つの路線でもいいので,徹底的に配慮を施したモデルケースを作成するべきである。立正大学も視覚障害の方への配慮は着々と進んでいるように思えるが,聴覚障害の方への配慮は進んでいないかもしれない(チャイムとか?)人々の意識もそうだが,技術的な領分でもあるので,技術者としても考えるべきことはありそうである。
-
精神障害のある人、特に統合失調症については、インターネットで揶揄されていたり、好奇の目に晒されたりすることが多く、そのせいで統合失調症について正しい知識や理解が広まらず、差別が偏見がなくなっていかないのだと思った。実際に、私自身も発達障害のことを学んだり、身体障害者や知的障害者と関わったりしたことはあるが、統合失調症については知らないことも多く、今回の授業で動画を見て初めて、14年も入院することがあったり、服のたたみ方からトレーニングしたりするということを知った。日本の精神病床数や平均在院日数が他国と比べかなり多いことにも驚いたが、適切な支援を受けられずただ長く苦しい入院期間を過ごすだけになってしまっていることが問題だと思った。生きづらさを抱えながら無理に社会で生活する必要はないと思うが、その人が自分らしくいられる環境があるかもしれないことを知ることができるような社会づくりが必要だと感じた。
-
聴覚障害のある人の動画について、電車での移動がこんなに困難だとは思っていなかったし、電車内では最新の情報を伝えてくれるのは音なのだと気がついた。都心の電車では車内の液晶に次の停車駅だけでなく数個先の駅まで表示されていたり、何分後に到着するかなどの情報もあるが、まだそれがないところも多く、電光掲示板すらない電車もある。普段の生活では気にもとめていなかったことを、様々な人の生活を知り、課題を捉えることで考え、自分の視点が広がり、自分の生活を豊かにすることにも繋がるのだと思った。
-
精神障害に対しての治療法について、14年間の入院は辛かったと話していて、長い入院治療以外の選択肢を考え出すべきだったと思った。海外で生活していた人の支援の仕方についてはあまり考えたことが無かったが、ライフサイクルの視点で彼女の置かれた状態について考えると、社会の環境が本人に合わなかったため精神的に苦痛を抱えてしまったことが分かった。入院治療が辛かったのはその病院の治療法に改善点があったということがわかる。服薬を出来るようにサポートをし、日本の暮らしに馴染めるよう文化に触れさせることが必要だったと思った。また、海外にいた人が今の社会に馴染んでもらうのではなく、我々が他国の価値観を理解できるような社会づくりができるといいと考えた。今回もライフサイクルの視点とICFの視点から必要な援助を考え出し、社会資源を利用しながら援助していかなくてはいけないと分かった。統合失調症だった彼女の場合、母親の負担が重なり家族と支え合うことが難しかった。孤立しないようなコミュニティが出来るように市町村が取り組んでいかなければいけないと思った。
- 児童相談所は障害福祉にも関わっていて、18歳未満の子どもの障害の判定・相談を行っていることを知りました。
- 今回の講義を受けて、私は児童や高齢者の支援と比べて、障害を持つ人の支援について知らないことが多くあるのがわかった。資料にもある通り、自分自身が今まで障害を持つ人と関わってこなかったことで、障害について具体的なイメージがわかないことが原因だと思った。そのため、地域福祉の学びを深めるためには、様々な人との関わりから理解を深めることが大切なのだと感じた。
-
精神障害のある方の暮らしについての部分では、日本が精神病床の数が1番多く、在院数も1番多いという事が驚きました。数だけを見ると日本は精神障害の方への支援が海外に比べ、充実していると思ってしまいますが、実際に精神障害の方は増加し続けています。また、精神病院というと地域の病院では鉄格子がつけられている病棟があるなど、何をするか分からない・危険という理由から長期間隔離(入院・社会的入院)を行っているイメージが強いです。こういった対応が日本では当たり前になっている為、海外との比較で精神病床の数が1番多く、在院数も1番多いという結果になったのではないかと思いました。精神障害の特徴や障害(病気)を完治する、和らげるという観点から見ると継続的な入院や薬物の投与は正しい治療法で間違っているとは思いません。しかし、事例で見た女性のコメントからその方法だけだとより精神障害の方を追い詰めてしまう事にも繋がっているという事も分かりました。長期的な隔離(入院)はそこに閉じ込められているという状態と変わらない為、より心理的な面で社会と断絶されたという孤独感やその人自身の尊厳が失われてしまうという状態に繋がると思いました。事例で出た女性は、薬の投与などの一般的な治療だけでなく、日常生活で必要な動作も病院内で主治医などの医療関係者と共に取り組んでいました。結果的に退院し、パートナーと共に自立した生活を送っている為、こういった日常生活で必要な動作も精神障害の方の自立支援に大きく影響し、とても重要な事だと感じました。施設や病院で隔離するのが当たり前となっていますが、現在は自立が求められています。地域で暮らす事をいる方もいます。誰にでもいつ起こっても不思議ではない、誰もが直面する可能性のある障害だからこそ、こうした自立支援を当たり前なる社会になって欲しいと思いました。
- 精神障害がある方でも住みやすい環境や気持ちの良い生活ができるようになったらいいなと思った
- 地域ケア会議、要保護児童、対策地域協議会、自立支援協議会、この4つをしっかり押さえていきたいと考えました
- 日本の精神病床数がと在院日数が多いことは問題だと感じた。精神病患者を少しでも減らすために、企業や学校で取り組みをする必要があると考える。学校では、スクールソーシャルワーカーの配置を進める。企業では、早期に発見又は、予防をするために産業ソーシャルワーカーを増やすことや、休みを取りやすくする取り組みが必要だと考える。
- 14年間もの間入院をしていた彼女はとても辛かっただろうと感じた。私は19年間生きているが、自分がその立場であれば人生の半分以上病院の中にいるということになるので、日常生活に戻るのに多くの課題があるのは当然だと思った。しかし、彼女は社会参加に前向きである。これは本当に勇気がいることだと思うが、頑張って欲しい。
- 統合失調症で14年の入院生活を経験した女性のインタビューから、精神疾患は、誰にでもかかる可能性のあるものだと理解出来た。またライフサイクル・ICFの視点から生活課題を見つけだして、精神保健福祉士(精神科ソーシャルワーカー)とともに解決の糸口を見出す社会が必要だと思った。
- 映画『インディペンデントリビング』の予告では、一人一人違った状況で、でも生きづらさを抱えている人達が、自立生活センターを通して自分らしさを持つという、予告だけでも深く考えられる映画だと感じた。しかし、自分らしく生きたくても、困難な壁が立ちはだかることがある。その壁を、ソーシャルワーカーがいかに無くすかが重要だと思った。
-
今回の講義で印象的だったことは、障害も時には夢に変えられるという言葉だ。障害を持っていてもその人にあった環境ややりがいの持てる仕事を見つけることができれば、その人自身も社会の中で自分の居場所を見つけることが出来ると思う。不得意なことに注目するのではなく、できることやその人の得意なことにフォーカスを当て、障害のある人が社会の中で自分の力を最大限に発揮できる支援を行うことが大切であるということを理解した。また、障害のある人に対して差別や偏見を持ったり、必要以上に哀れんだりすることを無くしていくべきだと思う。普通の人と同じように接して、助けが必要なところに手を差し伸べることが大切なのではないかと考えた。
- 日本は、海外と比べて精神病患者の在院日数がとても長いことを知りました。動画の女性も14年間入院生活を送っていたと言っており、精神病患者は薬をたくさん出されて隔離されているような生活を送らされているのだと考えました。薬を処方するだけの対応ではなく、患者のできることを増やしていくというSocial Skill
Trainingを行い、社会にでて活動できるよう支援していくことが必要であると学びました。また、障害をもつ方は、施設や家の中で引きこもる生活よりも、社会に出て自立して生活したいという思いを持っている方がたくさんいます。そういった方たちのために、自立生活センターがあり、障害のある人同士でサポートし合いながら成り立っていること学びました。障害を持っているからこそわかる必要とされている事業を自ら経営し、活躍している障害のある方がいることを知りました。障害をもっている方に対して、できないことに視点を置くのではなく、できることやその人の様々な能力に注目してそれを伸ばしていけるような支援を行っていくことが重要であると思いました。
-
今回の講義で、各市町村が障害者に関してどのような取り組みをしているのか関心を持った。各市町村の福祉形態はまだまだ不十分であると私は考える。何故そう考えるか、それは弟がきっかけだ。私の弟は軽度の発達障害である。小学3年生頃からコミュニケーション能力の欠如が顕著になった。もしかしたらと思い、医師の診断を受けた結果、軽度の発達障害と診断された。それを受け、弟は通常学級から特別支援学級に通うことになった。しかし、弟が通っていた久喜市の小学校ではインテグレーションを基にした教育体制であった為、支援学級所属といっても今まで通りの教室で授業を受けていたのだ。その結果、周囲からより異質な存在と見られ、より孤立してしまい、最終的には不登校になってしまったのだ。周囲の理解がないのに、無理矢理障害者を入れている久喜市の教育体制は褒められるものではない。その他の市町村でも、福祉形態はまだまだ欠点だらけである。これから福祉が重要になる時代が必ずやってくる。一刻も早く、福祉サービスの整備を進めるべきだ。
-
今回の講義を受けて、なんらかの障害を抱えている方たちにとって本当に必要な支援をしなければいけないのだと感じた。聴覚障害を抱えていた女性が電車に乗り、目的地へ行くまでの動画を観た。その動画の中では、電車が止まっているのにも関わらず電車が止まった理由を知ることができないという状況にいた。車内アナウンスはあるが、彼女は起きている状況を理解できていなかった。そのため彼女のように状況把握ができない方がたくさんいるはずだ。したがって、本当に必要な支援をしなくてはならないのだ。
- 障害のある人が住みやすい環境づくりのために様々な組織がそれぞれの視点から支えていることがわかりました。また、地域では障害者に対してまだ改善しなくてはいけないところもあることを知りました。
- 地域の役所や福祉系施設が提供する様々なサービスがあってもそれが地域まで届かない場合もあるのではないかと感じた。どこに相談すれば良いかわからない人が訪れる場所があったとしても、そういうところがあることすら理解していない利用者も多く存在すると思う。そのような事態が起きないようにするためには、地域の中の住民同士の横の繋がりの中に福祉士が介入できる形が大切であると感じた。
-
動画を視聴して彼女の真面目さや当時の環境が起因して統合失調症を患ってしまったことが分かったが、なぜ自然に防げなかったのだろうか。日本に帰国して頼る先が分からなかったから、自分だけではないと表にださず我慢していたから、このふたつの理由を私は考えた。真面目な性格は周りに迷惑をかけたくないと考え、相談することを避ける又は悟られないように隠す傾向がある。では、福祉の職から彼女を手助けするにはどのようなことをすれば良いのだろうか。私はお節介や迷惑を承知で彼女に寄り添うことが方法の一つであると考える。辛い思いをしている人全員が自力で助けを求めることはとても難しい行為であるからだ。大したことでは無いと済まされてしまえば自分の弱さが原因であると考え、沈んでいってしまう。私はそのような想像からこれまで誰にも助けを求められずにいた。きっと私だけではないと考えられるようになったが、自己中心的な考えであるとも思う。福祉は対象でない者を拒むような印象が少なからずあるため、どんなものにもサポートをするということを多くの助けられる人に伝えていきたい。
-
地域生活を送る精神障害者を知ろうの動画は特に印象に残った。統合失調症で14年もの期間を病院で過ごしたと聞いた時凄く辛かったのだろうなと感じた。この動画では、その後の地域生活について触れていた。規則正しい生活をするのはもちろん、仕事なども行っていて、完全に普通の生活を取り戻していた。私は精神的に厳しいのにも関わらず、楽しそうに生きている彼女を見て元気をもらうことができた。将来では、こういった事例にも触れることがある可能性は高い。よって、少しでも理解を高めて今後に活かしたいと感じた。
-
今回の授業では、精神や視覚、聴覚、身体に障害をもつ人々が抱える生活課題や困難についてICFやライフサイクルの視点から読み解いた。また、そのような困難やニーズを抱える人々に対してどのような支援が行われているのかを学んだ。14年間の入院生活を送った女性の動画をみて私は、この女性のような海外からの帰国者や移住者などに対する支援がもっと手厚ければ精神障害に陥らずに済んだのではないかと考えた。精神障害を発症したあとの支援についても不足している点は多くあったが、発症を予防するような支援が無かった点に疑問を持った。海外からの帰国者や移住者が日本にきて交流できるような施設やイベント、いつでも気軽に相談できる体制を整えるなど、生活の変化に対応できるよう社会がサポートしていく必要があると考える。また、地域や周囲の人々がそのような人に対して積極的に関わり合い、声掛けなどを通してサポート施設へ結びつける機能を発揮すればミクロ・メゾの支援の拡充ができ、精神障害に陥ったり生活課題を抱える人は減少するのではないかと考える。
- 様々な障害を持っている人がその中にはいるが、その人たちが公正な暮らしができるようにして欲しいと思った。
- 障害者の方々が自立を望んでソーシャルワーカーの助けが必要な時いかにSST(ソーシャルスキルトレーニング)や自立支援協議会がどう動くかが重要だと感じた。